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犬と一緒に暮らす

我が家で16年生活をともにしてきた愛犬の一生を通して感じたことや、学んだことをお話しします。

晩年に患った痴呆症については、動物と一緒に生活している方には是非知っておいて頂きたい内容です。
人間と同様、愛犬もいつか介護が必要な状況になることがあります。
あなたはその時、どうしますか?つきっきりでお世話ができるでしょうか。

今ペットブームの世の中ですが、犬や猫を飼う前によく考えてほしいでのです。
その今飼おうとしている手の平に乗りそうな小さくて可愛いワンちゃんねこちゃんが、
10年後には、想像以上に大きくなり、部屋の中であなたのお気に入りのカーペットやソファーの上で、
うんちやおしっこをしてしまうようになるかもしれません。夜中に訳もなく鳴きづつけるかもしれません。
あなたは我が子のように、また我が事のようにその子を大事にし、何年か何十年か、または何ヶ月かわからない
その子の一生を、一緒に生きてあげられますか?

そして一緒に暮らすには相手の特性を知っておく必要があります。
しつけ方などを家族みんなで勉強し、決して家族のおもちゃにならないよう、たくさん愛情をそそいであげて下さい。

本当に動物が好きで一緒に暮らしたいなら、流行の犬種なんかにこだわらず、一度保健所などで行われている犬の交換会や、
動物保護センターなどの里親探しにも出向いてみて下さい。
きっと、あなたと一緒に暮らしたいと願って待っている、一生の友がいるはずです。


~愛犬との出会い~

私が小学校4年生の時にあるきっかけから犬を飼おうということになりました。
それまでは4回ほど猫を飼っていましたが、いずれもお嫁さんができて出て行ったり、病気で早くに亡くなったり...
数年しか一緒に暮らすことはありませんでした。

犬を「買う」のに抵抗があったので、色々と人にも尋ね保健所の交換会で犬をもらうことにしました。
母と二人でタクシーに乗りドキドキしながらその場へ向かいました。
そこには2つの大きなオリがあり、メス・オスと分かれて各50匹ほどいました。
女の子が飼いたかったので、しばらく母と離れてぐるぐると周りを回りどの子がいいか探していました。
そして母と二人でどの子がいかな?と話をすると、二人とも42番の札がついた、熊の子のように鼻黒で小太りな、
おとなしそうな1匹のワンコを選びました。
この子犬は空になった水入れにちょこんと座りとても愛くるしい可愛い顔をしていました。
こうして1匹のわんこと出会ったのです。



*犬の痴呆
*別れまでの数日間
*愛犬のお葬式
*残されたわんこ


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